ずっと、コミュニケーションに興味がある。
どのように人と人がつながり、どのように関わりが生まれるのか。
そして、それは多分、自分のコミュニケーションへの苦手意識から来ている。
今ある関わり方ではなんだかうまくいっていない気がする。
もっとよい関わり方がある気がする。
そんな漠然とした感覚が、年々強まっている。
『よい関わり方とは何か?』
それが、最近の自分の活動に共通する問いだ。
国籍や、年齢や、障害の有無といった、文化背景が異なる人同士が、心地よく、対等に、共にいられるためには、どんな方法があるのだろうか。
それを探求するために、新しいコミュニケーション方法を発明し、試作しつづけしている。
視覚に障害のある友人と、視覚に依存しない新しい遊びを作ったり。
言葉の通じない海外で、言葉がなくても遊べる新しいスポーツをつくったり。
伝統工芸の職人と一緒に、若者が興味を持つような新しい器を作ったり。
全てのアイデアは、「いままでとは違うけれど、こんな関わり方もあるんじゃないか」 という提案から生まれている。
それは、今ある関わりを否定するものではなくて、新たなコミュニケーションの選択肢を提示するものだ。
私たちは一人ひとり異なる。
だから対立したり、分断が生まれたりする。
でも同時に、共感できることや、共有できることもある。
ともにお互いの世界のことを驚きあったり、
違いを超えて喜びあえる瞬間がある。
そんな、よい関わりにあふれる瞬間を世界に増やしていきたいとおもう。